【福大サッカー部】福岡大、劇的AT弾で九産大との首位決戦制す!前期リーグ戦を全勝で折り返し~九州大学サッカーリーグ第9節~

試合結果
【九州大学サッカーリーグ1部第9節】
福岡大学 3-2 九州産業大学
日時:2025年7月19日(土)17:00 Kick Off
場所:福岡大学サッカー場
気温:29℃ | 天気:曇り
【得点者】
- 福岡大学:芳野(29分)、山田蒼(38分)、竹田(90+3分)
- 九州産業大学:76分、82分
試合展開
■前期リーグ最大の山場、土壇場で決着!
前期リーグ首位決戦――。全勝を維持していた福岡大学が、同じく好調の九州産業大学をホームに迎え撃った一戦は、最後の最後にドラマが待っていた。
前半は福岡大が主導権を握る展開。29分、合戸のシュートがポストを叩いたこぼれ球を芳野が押し込み先制すると、38分には山田蒼が左サイドからのカットインからミドルを突き刺し、2点のリードを奪った。
■雷雨による中断、そして揺らぐ流れ
後半に入ると試合は一変。雷雨の影響で一時中断となると、再開後は九産大がペースを握る。76分に直接FKで1点を返されると、わずか6分後の82分にも失点し、スコアは振り出しに。流れは完全にアウェイチームへ傾いたかに見えた。
■勝負を決めたのは執念の一撃
しかし、最後に意地を見せたのは福岡大だった。アディショナルタイム3分、ロングスローから生まれた混戦で竹田がこぼれ球に反応。冷静にダイレクトでゴールに流し込み、劇的な勝ち越し弾を決めた。
これが決勝点となり、福岡大は開幕から9連勝。トーナメント戦と合わせて今季公式戦14連勝で、前期リーグを完璧な形で折り返した。
監督コメント
児玉進二監督
「トーナメント明けで緊張感のある一戦でしたが、選手たちは立ち上がりから高い強度で集中してくれました。
後半は雷の中断を挟み難しい展開になりましたが、最後の一点にはチームの想いが詰まっていたと思います。
全国大会に向け、守備や試合の入り方をさらに修正し、より完成度の高いチームを目指していきます。」
選手コメント
MOM 竹田天馬(3年)
「前半は自分たちのペースで試合を進められましたが、後半の失点は自分たちの甘さが出てしまいました。
最後にゴールを決められてよかったですが、課題が多く見えた試合だったと思います。
全国までの1ヶ月、チーム力をさらに高めて臨みたいです。」
山田蒼(3年)
「立ち上がりからアグレッシブに入り、前半2点を奪えたのはよかったです。ただ、後半は相手の勢いに押され課題の残る内容でした。
前期全勝は嬉しいですが、このままではいけないと感じた試合でもあります。」
次戦のお知らせ
日時:9月20日(土)11:00 Kickoff
vs.長崎国際大学
場所:長崎国際大学多目的グラウンド
秋の大舞台・総理大臣杯に向けて、約1ヶ月間の強化期間に突入する福岡大学。盤石の前期を糧に、全国の頂点を目指す。
