【福大女子ソフト部】粘りと成長を示した3試合――九州予選で堂々の2勝


【全日本総合女子ソフトボール選手権大会 九州地区予選会レポート】
福岡大学、粘り強さ光る2勝1敗で大会を終える
2025年7月某日にかけて行われた「全日本総合女子ソフトボール選手権大会 九州地区予選会」。福岡大学女子ソフトボール部は、悪天候に見舞われる中でも3試合を戦い抜き、2勝1敗という成績で大会を終えた。
■1日目:初戦から快勝スタート、堅実な守備と打線が光る
第1試合:VS 熊本学園大学(7-0 勝利)
試合は序盤から福岡大学が主導権を握る展開。2回に大量5得点を奪うと、そのまま流れを渡すことなくコールド勝ちを収めた。
4年生の小城・川瀬の継投が光る中、2回生・福島の二塁打も打線を勢いづけた。
第2試合:VS 佐伯中央病院SC(3-1 勝利)
白熱の投手戦となったこの試合も、小城が粘りのピッチングを披露。終盤に得点を重ねて勝負を決めた。再び福島が三塁打を放ち、攻撃の起点となる活躍を見せた。
■2日目:強豪相手に惜敗も、貴重な学びに
第3試合:VS MORI ALL WAVE(0-3 敗戦)
2勝で迎えた最終戦は、全国でも実力を誇るMORI ALL WAVEと対戦。序盤の3失点を取り返すことができず、悔しい完封負けとなった。
しかし、4年生・野田が三塁打を放ち、反撃のチャンスを演出するなど、随所に可能性を感じさせるプレーも。

■大会を終えて:次なるステージへ向けて
悪天候の中でも3試合を無事に戦い抜いた今大会は、福岡大学にとって大きな経験となった。各試合を通じて見えた課題を糧に、今後控える西日本インカレ、そして全日本総合選手権に向け、さらなるチームのレベルアップを図る。
最後に、足元の悪い中で駆けつけてくださった保護者・関係者の皆様、そして大会運営に携わった全ての方々へ、心からの感謝を申し上げたい。