【福大サッカー部】森部の豪快ミドルで接戦を制す!福岡大が首位突破を決める一勝~九州大学サッカー新人戦グループリーグ第3節~

試合結果
【九州大学サッカー新人戦グループリーグ第3節】
福岡大学 1-0 日本文理大学
日時:2025年7月27日(日)16:00 Kick Off
場所:日本文理大学サッカー場
気温:35℃ | 天気:晴れ
【得点者】
福岡大学:森部(58分)
試合展開
■粘り強い攻防、均衡破った森部の一発
16時キックオフと同時に、福岡大は高い強度で主導権を握る。前半3分、西村のクロスに兼松が頭で合わせ、さらに5分には高本のクロスから再び兼松がボレーで狙うが、いずれもゴールには至らない。7分、13分には森部がミドルシュートを試みるなど、積極的な仕掛けが続くも相手GKの好守と守備ブロックに阻まれた。
前半終了間際には、自陣深くまで攻め込まれる場面もあったが、GK森が鋭い反応でチームを救い、スコアレスで折り返す。
ハーフタイムには高本に代わり日谷が投入され、攻撃の変化を狙う福岡大。すると58分、その狙いが形になる。田中のクロスに岡留が折り返し、こぼれ球を拾った森部が右足一閃。放たれたミドルシュートは相手DF網をすり抜け、ゴール右隅に突き刺さった。
試合終盤には日本文理大が前線の枚数を増やして猛攻を仕掛けるも、集中を切らさなかった福岡大の守備陣が最後までリードを守り切り、貴重な勝利をつかみ取った。
監督コメント
児玉 進二 監督
「両チームにとって極めて重要な一戦でしたが、選手たちは非常に高い集中力で戦ってくれました。文理大の堅い守備を崩すために、選手たち自身がハーフタイムで課題を共有し、後半はよりシンプルかつダイナミックな攻撃へとシフトしました。森部のミドルはその象徴的なゴールだったと思います。グループ首位通過を決めましたが、次は一発勝負のトーナメント。さらに高いレベルを目指して準備していきたいと思います」
選手コメント
2年・福岡 想太郎
「前半はボールを持てていたものの、なかなか崩し切れませんでした。後半は大胆に攻めるスタイルへ切り替えたことで、森部のミドルという結果につながりました。次はトーナメント戦。一発勝負なので、より高い集中力を持って臨みたいと思います。」
2年・稲田 翼
「相手が引いて守り、カウンターを狙ってくる中で難しい試合展開となりましたが、森部の一発で勝ち切ることができました。まだまだ攻撃の質やバリエーションには課題があると感じています。次に向けてしっかり準備していきます。」
次戦は準々決勝(8/24開催)
グループ首位での突破を果たした福岡大学は、8月24日(日)に予定されている準々決勝に駒を進めた。1・2年生主体のフレッシュな布陣で、勢いそのままに次戦も勝利を目指す。